活動内容

活動報告

両立支援

ライフイベント中の女性研究者のニーズを的確に把握し、女性 研究者へ包括的支援サービスを提供できるよう、one-stop サービスを目指します。
在宅勤務土日入試業務への対応の他にも、以下のような取り組みを行いました。

ベビーケアルームの設置

本学教職員だけでなく、一般の方も利用できるベビーケアルームを設置しました。
場所:総合教育棟1階(花壇のある側から入り、右側の扉を入ってすぐ左)
利用時間:平日午前8時~午後6時


ベビーケアルームの場所をお知らせするサイン

ベビーケアルームの場所をお知らせするサイン

ベビーケアルーム

ベビーケアルーム


相談室の設置


仕事・研究とライフイベントとの両立に関する相談や情報提供を目的に開設しました。包括的支援サービスの拠点となる場所です。
電話093-884-3212(男女共同参画推進室)に連絡の上、相談サービスを利用することができます。
場所:未来型インタラクティブ教育棟3階305号
利用時間:平日午前9時~午後5時


相談室

相談室


研究環境整備


ライフイベント中の女性研究者への支援

女性研究者支援制度を実施しています。
詳細はこちらをご覧ください。

女性研究者のネットワーク形成支援

男女共同参画推進室では、本学所属の教員・研究者・院生間のネットワーク「Ms.Kyutech-Network」、本学同窓会組織である一般社団法人「明専会」の女子会を基盤とする「明専女子キャリア・ネットワーク」、そして人材データバンクとしての「明専女子キャリア・バンク」を形成し、これらを有機的に機能させていくことを目指しています。
 その第1段階として、平成29年10月7日(土)に、別府市で開催された「全国明専女子会」(同窓会の中の女性の会)において、「明専女子キャリア・ネットワーク」に関するプレゼンテーションを男女共同参画推進室長が行いました。続いて10月28日(土)に福岡で開催された「明専女子会」会合に赴き、情報交換と協力依頼を行いました。

研究力強化

女性研究リーダー育成セミナーの開催

平成30年1月12日(金)
「理系女性教員の科研費申請・女性研究者リーダーシップの養成」
講師:生命体工学研究科 馬 廷麗 教授

本学、生命体工学研究科、馬廷麗教授を講師としてお迎えし、「理系女性教員の科研費申請・女性研究者リーダーシップの養成」についてお話いただきました。馬教授は、セミナー前半部分において、科研費申請書作成の重要ポイント、採択されるための重要ポイントについてお話しされ、後半部分では、女性研究者の国際比較、女性研究者リーダーになるための心構えについて話されました。


セミナー講師の馬教授

セミナー講師の馬教授

熱心にセミナーに聞き入る参加者

熱心にセミナーに聞き入る参加者


科研費採択率の向上


女性研究者の研究力の強化には、科研費採択率を上げていくことが肝要です。そのために、女性研究者が科研費獲得に挑戦していくための支援として、科研費採択に役立つ図書を男女共同参画推進室相談室(未来型インタラクティブ教育棟3階305号室)に用意しています。

意識啓発


トップセミナー


平成29年12月21日(木)
「室蘭工業大学における男女共同参画の取組―女性教員比率の向上に向けて」
講師:木幡 行宏 教授(室蘭工業大学理事補、男女共同参画推進室長)

室蘭工業大学理事補 男女共同参画推進室長の木幡行宏教授をお迎えし、学長・理事・副学長・部局長といった執行部を対象に、「室蘭工業大学における男女共同参画の取り組み-女性教員比率の向上に向けて」というテーマで、男女共同参画に関する講演を行って頂きました。同大学の女性限定公募その他の取り組みについてお話しいただき、貴重な情報を得ることができ、質疑応答では、参加者から多くの質問が出され、熱心な討論が展開されました。


セミナー講師の木幡教授

セミナー講師の木幡教授

木幡教授のお話に聞き入る執行部

木幡教授のお話に聞き入る執行部


事務職員管理職セミナー


平成29年12月6日(水)
「管理職が知っておきたい「イクボス」の基本」
講師:郷田 郁子 氏(株式会社Ⅵコンサルティング 代表取締役)

平成29年10月27日(金)に北九州市の「北九州イクボス同盟」に加盟した本学では、事務局長・課長級・課長補佐級の事務職員管理職を対象に「イクボスセミナー」を実施しました。
 「イクボス」とは、部下や職場スタッフのワーク・ライフ・バランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことが出来る上司のことであり、本学でもこの「イクボス」を積極的に育成していこうと考え、その取り組みの一環として開催しました。改めて自身と部下との働き方を考える機会を得ることができ、終了後のアンケートでは「部下への思いやりの大切さを痛感した」という声もありました。


セミナー講師の郷田氏

セミナー講師の郷田氏

資料を見ながら受講する参加者

資料を見ながら受講する参加者


教職員対象講演会・セミナー


平成30年1月24日(水)
「国連SDGsと日本の男女共同参画」
講師:福津市 副市長 松田 美幸 氏

 福津市副市長松田美幸氏を講師としてお招きし、男女共同参画啓発講演会を開催しました。講演では、男女共同参画社会についての定義と国際的取組の歴史、男女平等の達成度における日本の国際順位、第4次男女共同参画基本計画、SDGs(持続可能な開発目標)、性差に着目したイノベーションの国際会議であるジェンダーサミットなどについて興味深い貴重なお話をいただきました。


講演者の松田副市長

講演者の松田副市長

会場一杯の参加者

会場一杯の参加者


平成30年3月13日(火)、14日(水)
「女性研究者の仕事と介護の両立に関するセミナー」
1.女性研究者の仕事と介護の両立
講師:木村周吾氏(パーソナルケア株式会社介護事業本部長)
2.認知症について
講師:秋山恒夫氏(パーソナルケア株式会社スマートライフ事業部開発課課長)


今年度、男女共同参画推進室が実施した全職員を対象としたアンケート調査から、介護問題は重要課題であることが明らかになりました。その結果を踏まえ、本学に介護問題のスペシャリストをお招きし、仕事と介護の両立についてセミナーを開催しました。
講師の木村氏からは、介護に向き合わなくてはならない人たちへ、仕事との両立や専門職の力を借りることについてお話を頂き、続く秋山氏は、認知症について話され、早期発見をすれば症状を抑えることもできるため、認知症を見極めるための具体的な諸症状および認知症予防法として、食事・運動・コミュニケーションの大切さをお話しされました。どの参加者も真剣にセミナーを受講し、介護問題・対処方法について学ぶことができました。なお、希望者はセミナー後、個別相談の時間も設けました。


介護に関するキーワードについて説明する木村氏

介護に関するキーワードについて説明する木村氏

認知症について解説する秋山氏

認知症について解説する秋山氏


次世代育成


高専との協働シンポジウム開催

平成29年10月21日(土)
「工学女子シンポジウム」

平成29年7月から本学教員と北九州高専教員および本学女子院生と女子高専生でシンポジウム開催を検討してきた。男女共同参画推進室が運営面をサポートし、10月21日(土)に戸畑キャンパスにて、「工学女子シンポジウム」を開催しました。
 シンポジウムには約70名が参加し、本学女性研究者2人、女子院生4人、北九州女子高専生2人の報告が行われました。講演の合間には、報告者と参加者の交流も見られ、参加者からは、「工学系の垣根が低くなり、身近に感じられるようになった」、「工学といっても、いろいろな種類があり、女子が活躍できることもわかり良かった」という意見が寄せられました。


工学シンポジウムの様子

工学シンポジウムの様子


工学シンポジウムポスター

工学シンポジウムポスター


ネットワーキング


地域との連携

平成29年8月9日(水)<飯塚キャンパス>
平成29年8月29日(火)<戸畑キャンパス>
福岡県事業「女子中高生進路選択応援事業」への協力

福岡県が昨年度より実施している「女子中高生進路選択応援事業」に対して協力を行いました。本事業は、本学を訪問した女子中高生に、女性研究者が自分の研究内容等を紹介し、研究の面白さを伝え、そのことにより女子中学生の理系進学を進めようとする事業です。8月9日(水)に、飯塚キャンパスにて2人の女性研究者が、8月29日(火)には戸畑キャンパスにて2人の女性研究者が対応しました