将来の夢に向かって九工大を選択
子どもの頃は宇宙飛行士の秋山豊寛さんに憧れていました。機械いじりが好きで、将来はロケットを作りたいという思いから、大学は宇宙工学が学べる地元の国立大学九工大1本にしぼって受験。見事合格しました。

希望どおりの道に進めなかったら？
学部2年次に、学科内でコース分けがあります。第1希望はもちろん宇宙工学コースだったのですが、成績順のため叶いませんでした。そこで「ガッ」と気持ちを割り切り、改めて何をしようか考えた時、やっぱりものづくりがしたかったので、機械工学コースを選択しました。

第1希望が正解とは限らないのが人生
実は第1希望は大手製鉄会社でした。大企業に就職していたら自分は１つの歯車で、同じことを繰り返していっていたと思いますが、今の会社では入社当初から１つの仕事をポンと与えられ「自分で考えて仕事しろ」という感じです。そして、成果の過程を見てくれている人がいて、頑張った分だけ評価される。そういう環境で働けることを嬉しく思います。

工場のベルトコンベアなどを動かしているモーター、風力発電や水力発電の発電機などの設計・開発をしています。