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株式会社日立ソリューションズ西日本 金子学さん


ものづくりが専門的に学べる高専へ進学
子供のころは、野球と車と図画工作が大好き。自分の手でものを作り出すことがとても好きで、いつか自分の家を作りたいと思っていました。進学先を選ぶ際は、ロボット工学に興味があったので、専門的に学べる高専を選択しました。



興味のある分野から九工大を選択
ロボットを人間の意のままに操れると面白いな、と思っていました(もちろん映画やアニメの影響も多大にありましたが)。そこから興味を持ち、義手や義足などを脳波で制御する実験を行っているというニュースや論文を目にし、生体情報工学の分野に進みたいと思うようになりました。そして、編入学先を決める際、生体情報の活用を研究している研究室が九工大の情報工学部にあることを知り、受験しました。



2年間、充実のキャンパスライフ
入学後は、まず単位の取得に奔走。学費のためにアルバイトにも打ち込みました。3年次からの2年間のキャンパスライフですので、本当にあっという間でした。その中で特に楽しかったのは、「睡眠脳波解析」の研究でした。睡眠時に出る脳波を解析することでその人が夢を見ているのかが分かります。さらに、起きている時の脳波を利用して遠隔操作でロボットの進行方向を制御する等の実験を行いました。目に見えない生体情報を用いることで、人の状態を把握したり、ロボットを動かしたりすることが実際にできるという事がおもしろかったですね。



タ地元就職を念頭に就職活動
まず、転勤が少なく、できるだけ地元で働けることを最優先で考えました。実は偶然にも、今の会社の面接の際に受けた質問が、九工大の入試の面接で受けた質問ととてもよく似ていました。大学と企業が求めているものにつながりがあることを実感し、自信を持って応えることができました。また、物怖じしない性格と、面接で自分の意見をはっきりと伝えられたことが、採用につながったのではないかと思います。



野菜や魚などの取引を行う市場に向けたシステムの設計・開発・運用をおこなっています。




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