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日鉄鉱業株式会社 木本充紀さん


就職力で九工大を選択
「ものづくり」が好きだったので高校は理数科でした。大学は関西の有名私立大と九工大に合格し悩みましたが、九工大の方が就職に強いと聞き選びました。特になりたい職業はありませんでしたが、「何か造るなら大きなものを」と思い建設社会工学科を選択しました。



鉱山のスケールの大きさに魅せられて
就職活動時は公共事業が削減されている時期であり建設関係以外の業種で土木関係が求められている業種を探していました(鉄鋼や化学会社の土木部門など)。鉱業は全く考えていませんでしたが、日鉄鉱業の求人を見て興味を持ちました。そして詳しく調べていくうちに現代の鉱山のスケールの大きさに働いてみたいと思いました。それまで何社か落ちていましたが、面接の前には必ず研究室の教授が面接指導をしてくださっていたおかげで、面接の際にありのままの自分を出せたのが勝因だったと思います。



チリのアタカマコーザンに転勤
入社して5年間青森県の鉱山で保安や重機整備を担当し、2010年の10月からチリに駐在しています。アタカマコーザンでは9人の日本人が働いています(チリ人は600人程度)。チリではスペイン語が話されており英語を使う機会はほとんどありません。週末はスペイン語の授業と買い物で終わってしまうことが多いですが、車で標高4,000m近くまで星を見に行くこともあります。また最近は仲の良いチリ人と飲みに出かけ親交を深めています。



日本で経験することができない坑内採掘の銅鉱山という現場で、操業や採掘計画などの鉱山技術をもとに、管理業務を行っています。




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