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株式会社カルテットライフプランニング 小浦ゆきえさん


入学後に必要な物理をあえて選択
生物化学が学びたくて情報工学部の生物化学システム工学科(現:生命情報工学科)を受験したのですが、受験科目は生物ではなく、物理を選択しました。生物を学ぶ上でも物理を理解しておく必要があると思ったからです。入学後、情報工学を学ぶということは、実は私にとって生物化学に付いてきた「おまけ」のようなものでした。それでもコンピューターやインターネットを学ぶことはとても新鮮で、授業も楽しかったのを覚えています。所属していたオーケストラサークルで出会った先輩が現在の夫(彼もまたベンチャー企業経営者)です。



働き方を変える決断
大学院卒業後、大手製鉄会社に入社。希望していた化学系部門ではなく情報系部門での採用でしたが、研究員としての仕事は楽しく人間関係にも恵まれていました。3年が経ち、将来の結婚と育児を考えた時、当時は女性のロールモデルが少なかったこともあって、10年先の自分をイメージできず転職を決意しました。



「新しい仕事」に挑む
次の仕事としてやってみたい候補が5つありました。分野も内容も見事にばらばらでしたが、それらの共通点は「自分が提供するものが、目の前にいる人の生活の役に立ち、喜んでもらえるもの」という点でした。5つの候補それぞれについて、実現する方法や競合・将来性などを考え、現在の事業をスタートさせることに決めました。初めての仕事は、Webサイトでの連載。大学や前職で身に付けたプログラミングの技術がここで役に立ちました。記事を書き続けながら、並行して勉強をし、資格を取得。その後、結婚。そして、夫の勧めもあり会社として事業を始めました。現在は3ヶ月になる男の子の母親です。今後は、夫とその家族に支えられながら、自分なりのワークライフバランスを実践していきたいと思います。



健康食品アナリストとして、健康食品・サプリメントの情報を公正中立な立場で分かりやすく伝える仕事。




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