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株式会社安川電機 久保田由美恵さん


両立の中で養った集中力
高校入学時は部活と勉強の両立に不安を抱きながら、ソフトテニス部へ入部。結果、目標としていた団体戦での県大会出場を果たし、部活の同級生もそれぞれ進学し夢を叶えています。限られた時間の中で練習と勉強をするとき、自然と集中力がついたんだと思います。



情報工学部の第1期生として入学
北九州に本社をおく会社で働いていた父の勧め、全国初の情報工学部という目新しさ、情報系の躍進という時代背景、そして地元だったことから九工大を選びました。大学でもソフトテニス部に入部。体育会で女子部員の前例がなく、かなりハードな環境でしたが、学部をまたいだOB・先輩・後輩との出会いなど、多くのものを得ることができたと感じています。



研究員を経てロボット開発部門の チームリーダーに
知名度の高い化粧品メーカーと安川電機と迷いましたが、前者の求人が社内の情報システム部門であったため、製品を造る後者に決めました。基礎研究所に配属され、工場のシステムに関する研究に従事。現在では女性技術者の(総合職)採用は大企業では当たり前ですが、入社当時は安川電機の女性総合職採用が2年目だったこともあり、社内外の色々な面で戸惑いがありました。しかし、前向きな気持ちで行動することにより全て解決できました。入社してすでに20年。いろいろな事がありましたが、女性技術者にとって働きやすい安川電機の職場環境のお陰で、のびのびと仕事を続けてこられました。今では10名の部下を持つチームリーダーを務めるまでに。とても忙しい毎日ですが、今年、趣味で習っている着物の着付けの免許を取得したりと充実した日々を送っています。



産業用ロボットのコントローラーのソフトウェア開発をしています。




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