材料への興味から九工大を志望
子供の頃から家電製品を分解するなど、機械いじりが好きで、エンジニアに憧れていました。高校時代に、超電導合金などのパンフレットを見て、超伝導ケーブルのことを知ました。送電する際に無駄なく電気を遠くに送ることができ、世界中に電気のやりとりを行うことのできるすごい物質があるんだなと感じ、そのことをきっかけに、『物質』=『材料』に興味を持つようになりました。自分が知らない多くの『材料』から技術や産業が生まれることに魅力を感じ、専門学科のある大学に行きたいと考えていました。九州の他の国立大学と迷いましたが、物質工学科材料工学コース(現/マテリアル工学科)の存在を知り、九工大を選びました。

一生の仲間ができた！
サッカーサークルやアルバイトを通じて、多くの友人を持つことができました。テスト前には一緒に勉強に励み、充実した学生生活を送ることができたことが良い思い出です。卒業した今でも、全国各地に散らばった仲間が集まることがあり、九工大で一生付き合える仲間ができ、本当に良かったです。

大学での専攻を仕事に活かす
大学での勉強を活かし、エンジニアとして、材料系の開発が可能な企業で働きたいと思っていました。教授の推薦をいただき、地元九州にある企業ということもあって、現在の会社に就職しました。内定をいただけた理由は、物怖じしない性格で、面接でもハキハキと受け答えができたからだと思います。

超硬部品部の材料面の製造技術として、材料開発、工程改善、品質管理など超硬合金を製造する過程のすべてが、仕事のフィールドになります。業務は多岐にわたりますが、その分何事も勉強になりますし、いつも新鮮な気持ちで仕事ができています。