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株式会社GSユアサ 中本武志さん


費用と学生の雰囲気で大学を選ぶ
高3の頃、おやじから「やりたいことがないのなら大学に行け」と言われたのが進学のきっかけでした。親に経済的負担をかけないよう、物価が安い九州にある国立大を選択。センターの点数が自己最高点だったので前期の旧帝大も合格圏内でしたが、受験当日、受験生の雰囲気をみて自分には合わないと思い、後期の九工大に目標を定めました。



奨学金で大学院へ進学
学部4年当時(2000年)は就職が悪かった、研究室に入って実験が面白くなってきていた、(趣味の車いじりをもう少し続けたかった)、という理由から大学院への進学を希望しました。しかし、私の学部卒業と同時に父が定年を迎えるので、無利子の奨学金を得るため必死で勉強し、見事獲得!



会社の知名度で選ばなかった
就職担当の先生から「今1番いい企業に入ると将来なくなりますよ。」とアドバイスされました。なくならないものを考えた時、衣食住→電力→太陽電池→蓄電池、と行き当たり、二次電池を研究している企業を探す中で、自分のアイデアを受け入れてくれ、やりたい研究をさせてくれるのは現在の会社だけでした。



入社当時からリチウムイオン電池の研究を続けていたら、事業部が立ち上がりました。現在は事業部で製品設計から量産プロセスの開発までを手掛けています。勤務時間を自分で調整できるので、5か月になる息子との時間もとれ、充実した日々を送っています。




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