好きな研究が続けられる“編入学”を選択
小さい頃から手先が器用で、プラモデルなどの工作や機械を触るのが大好きでした。将来は発明家になりたいと思っていました。エンジニアを夢見て入学した高専（電気工学専攻）では、卒業研究にどっぷりとはまり、１つのテーマを長く研究していく楽しさを知りました。多くの同級生が就職を選択する中、もっと研究をしてみたいと思い、大学への編入学を選択しました。大学を選ぶ時は、大学名ではなく、その大学でどんな研究ができるのかを調べ、その時自分が一番興味を持っていた電子回路とプログラミングの研究ができる九工大を選びました。

逆転の発想! ポジティブ思考で苦手を克服!
大学院へ進む際、学部在学時から得意だったシステム系の研究室に入りたいと考えていましたが、そこをあえて以前から苦手意識のあった「半導体系」の研究室を選択。おかげで、苦手克服と幅広い視野を持つことができ、今の仕事に活かすことができています。

研究テーマを仕事に活かす
大学院では最近話題の発光ダイオード（ＬＥＤ）の材料研究をしていたため、就職したらＬＥＤを利用した製品開発に従事したいと考えていました。就活中に自分の研究テーマにピッタリの会社を見つけ、車が子供の頃から好きだったこともあって現在の会社に就職しました。

自動車のＬＥＤヘッドランプ関連製品の設計をしています。自分が開発した製品が世に出るので、とてもワクワクする仕事です。省エネルギーと安全に貢献できる今の仕事に誇りを持って取り組んでいます。