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三菱電機株式会社 折田昭一さん


恩師の助けを受けて大学へ進学
高専でお世話になっていた先生から大学編入を進められたのがきっかけです。1度編入試験に落ちてしまい、就職を考えたのですが、その先生が1年間研究生として高専に残ってもう一度チャレンジしてみないかと言ってくれたので、決意しました。



やりたいことが見つからないまま始めた就活
修士2年の春、本当にこのままエンジニアになっていいのかとふと立ち止まり、子どもの頃の夢だったパイロットの試験を受けました。惜しいところまで行きましたが結果は敗退。他にやりたいことがみつけられないまま夏から就活を始めました。現在の会社を選んだ理由は、「なんでもやっているところ」だったから。総合電機メーカーですから、車の電装品・半導体・家電・衛星・防衛・発電プラントなど多分野があり、会社に入ったら何とかなるだろうという楽観的な思いからでした。



機械情報から半導体製品の設計へ
入社後最初の配属は半導体製品の設計の部署でした。学生時代は機械情報を専攻していたので、1から勉強しなければなりませんでした。今だからこそ言えますが、大学での専門分野の勉強はたかだか数年、そこから先勉強する事の方がずっと長いので、専門に固執する必要はないんです。私の場合、専門を変えたことですごく良かったことは、ある程度その新たな分野で仕事ができるようになった時に、自分は別の分野を知っているということが武器になったことです。また、半導体を知らないお客様の気持ちが分かるから、説明が的確になる、というところですね。



電力半導体モジュール(パワーモジュール)設計をしています。




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