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バブコック日立株式会社 早稲田功さん


好きなことと将来を結び付けて進路を選択
父が電気店を営んでいたので、子どもの頃は家にある工具がおもちゃ代わりでした。高校では理系文系に偏らない成績でしたが、機械いじりが好きなこともあり、化学が得意なので「大学は工学系かな」と思い、理系を選択しました。



学びたい分野のある大学を推薦で受験
苦手科目がない代わりに得意科目もない、という自分の特性を活かして推薦入試で大学受験。当時は超伝導やセラミックスなどの新素材が注目されており、それらに非常に興味もあったためまた、その分野を学べば将来の仕事につながると考え、推薦枠のある大学の中から材料系の分野が学べる九工大を選びました。



「なくならないもの」を職業に
大学院を修了した年は景気が悪く、自分の研究分野である金属系の求人が極端に減っていました。そんな中、5年先、10年先になくならない分野は発電だと考え、かつ自分の研究テーマであった溶接継手の強度研究が火力発電用ボイラの設計や製造に活かせると思い、現在の会社を選びました。地元広島に就職できるというのも大きかったです。



火力発電用ボイラの設計・製造です。火力発電用ボイラはオーダーメイド品で、事前の見積段階でお客様と細かい仕様などを詰めてから、注文を頂いた後に本格的な設計・製造にとりかかります。




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