九州工業大学には、頻繁に留学生が訪れています。交換留学生と日本人学生との間で、それぞれの文化を深めるようなイベントを用意しており、多くの九工大生が参加し、異文化交流しています。キャンパス内には、日本に居ながら国際交流ができる機会がたくさんあります。
ここでは、留学生受け入れのモビリティプログラムの一例を紹介します。留学生は九工大生との異文化交流プログラムへ参加するだけでなく、研究室や学生プロジェクトの学生と交流したり、キャンパスで日本語を学んだり、北九州やその近隣都市の工場見学や施設見学を行い日本の技術を体験的に学んだりします。
モビリティプログラム(受け入れ)
プログラム内容
•日本語授業
•グループ調査研究(日本の科学技術)
•グループ発表
•工場見学(例:トヨタ自動車、日産自動車、安川電気、TOTO等)
•フィールドトリップ (例:エコタウンセンター、浄水処理場等)
•九工大生との異文化交流活動
•九工大研究室や学生プロジェクトチームの訪問
•日本人学生とのワークショップ
プログラム詳細
日本語レッスン
交換留学生が日本人学生や地域住民とコミュニケーションするための基礎日本語の学習
グループ調査(工場見学前の調査)
工場見学の前に、事前調査を行います。これによって見学時の深い理解と積極的参加意識を育みます。
グループプレゼンテーション
調査後、各グループは学んだ事をグループメンバーと共有します。ここでは学生のプレゼンテーション力を養います。
工場見学
プレゼンテーションを終えて、トヨタ自動車、日産自動車、安川電気、TOTO等を含む工場を訪問し、日本の製造技術や品質管理システムを学びます。
フィールドトリップ
日本の環境テクノロジーやビジネス、支援活動を学びます。
研究室ツアーや学生プロジェクトチームの訪問
研究室や学生プロジェクトチームと研究交流を行います。
日本人学生とのワークショップ
PBLワークショップや異文化交流活動で多くの学生と交流したり日本文化に触れたりします。
最終発表
最終日、交換留学生は九州工業大学の先生や学生の前で、日本でのプログラムの経験、発見そして成果と日本での滞在について発表します。
修了証書授与と送別会
最終発表後、留学生は「プログラム修了証書」を授与され、送別会が開催されます。