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学生プロジェクト

学生プロジェクトとは、学生が主体的に課題探究に取組むことによって、解決能力、工学基礎力と共に、コミュニケーション能力及び幅広い教養を身につけ、企業や社会において先導的リーダーシップを発揮することのできる創造的人材の育成を目的としたプロジェクトです。採択されれば、1団体最高200万円の活動経費が支援されます。

AMBITIOUS(学生プロジェクトの紹介)

プレビュー

学生フォーミュラ( KIT-Formula)

僕たちは決してあきらめない。さらなる高みを目指して表彰台入りを目指す



バイクのエンジンを利用したフォーミュラカーを製作し、毎年 9 月、全日本学生フォーミュラ大会に出場している。スポンサー企業の獲得、部品の加工・溶接など、すべて学生が行う。昨年の大会ではエンジン不調に見舞われながらも全競技完走。115校中32位の成績であった。目標に掲げていた6位入賞には及ばず、チーム一同悔しい思いをした。チームリーダーの室津遼さん(工学部電気電子工学科)は言う。「2年前には8位を獲得しました。着実に技術力は向上しているので、チーム一丸となり、再び10位以内を目指します」。


衛星開発プロジェクト

衛星開発をもっと身近に。超小型衛星「ふたば」プロジェクト



2006年に始まった九工大の衛星開発は12年が経った。現在でもその伝統は受け継がれている。衛星開発プロジェクトでは「学部生が中心となった衛星開発」を実践。学科も年齢も関係なく、衛星を作りたい学生が日夜衛星開発に取り組んでいる。学部生が中心となって打ち上げたAOBA-VeloxⅢに続いて、新しく新衛星「ふたば」を開発している。チームリーダーの安島久晴さん(工学部電気電子工学科)は言う。「授業で学んだ理論や計算値はそのままではものづくりに通用しません。実作業やテストを行うことで初めて“作ったものが正常に動く”ことを学びました。また、その過程で起こる問題や失敗に対応することにより、問題を解決する粘り強さが身につきました」。


stairs

「教えることは学ぶこと」を実感。ICT技術を身につけた学生の育成がミッションだ



いまICT技術(情報通信技術)を高度に使いこなせる人材が求められているが、世間では人材が不足している。とは言っても大学の講義のみでは最新技術やトレンドを網羅することは難しい。stairsは最新技術について先輩を講師とした勉強会を開催し、新入生のインプットをサポートする活動を行なっている。コンテスト対象のプロダクトを製作し、実践的な経験を積ませることが目標でもある。チームリーダーの塩川宰さん(情報工学部知能情報工学科)は語る。(我々は今年設立したばかりの団体。熱心に指導した後輩がオリジナルのプロダクトをコンテストに出品し、いくつも受賞した時は嬉しかったですね」。


e-car

つくりあげた電気自動車がラリーで優勝。次は、自動運転が可能なクルマだ



「e-car」(2009年発足)では、メンバーの一人ひとりが部品設計や製造を受け持つ。自走できなくなったガソリン自動車からエンジンや燃料タンクを取り外し、新たにバッテリーなどを搭載。公道でのラリー参戦を目標にモーター駆動にコンバートした電気自動車(コンバートEV)の製作をつづけてきた。「四国EVラリー」では2012年、2014年、2015年と優勝を勝ちとった。さらに、2016年から「日本EVフェスティバル」に出場しており、チームリーダーの寺山裕さん(情報工学部機械情報工学科)は「チーム全員で懸命に手掛けたEV86が筑波サーキットを1時間完走し、全員で感動を共有できたことが嬉しかった」と語った。


Hibikino-Musashi@Home

学生の力で最先端のロボット・人工知能を開発。RoboCup2017世界大会で優勝!

最先端のロボット技術を競う「ロボカップ2017世界大会」が名古屋市で開催された。Hibikino-Musashi@Homeチームは、レストランでオーダーされたものを配膳する「@ホーム標準機部門」に出場。結果はなんと、世界一。チームリーダーの田中悠一朗さん(生命体工学研究科人間知能システム工学専攻)は言う。「私が担当したのは、画像認識技術を使って複数の対象物の中からオーダーされたものを正しく選択すること。無事成功してよかったです。これまでの学びと現在の研究内容が相互に関連していて、日々刺激を感じながら過ごしています」


Hibikino-Musashi

つきまとう”想定外”を全員で乗り越えろ。人間とロボットが共存する世界への挑戦

ロボカップサッカーは、自分で考えて動く自律移動型ロボット同士の競技会形式で競う。我々が参加する中型ロボットリーグの試合は1チーム5台、15分ハーフ。ロボに搭載されたカメラやセンサが自分・ボール・障害物の位置をすばやく判断し、手に汗を握る迫力ある攻防を繰りひろげる。チームリーダーの町田直人さん(生命体工学研究科人間知能システム工学専攻)はこう語る。「教科書には出てこない現実の問題。海外運搬時に起きたロボット失踪事件。”勝ちたい”という強い気持ちが招く激しいディスカッション。思いもよらず出現する壁をいくも乗り越える事に喜びを感じますね」


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